不動産投資にサブリース契約は必要か?
株・FX・不動産・投資信託せどらー 村川です。
去る2月28日にこんなニュースが流れましたね。
「レオパレス21、オーナー100人が提訴検討 「10年間は賃料不変」と契約したのに...」
私も不動産投資を始める際に悩んだのがサブリース契約にするか、集金代行契約にするか、ということです。
○サブリース契約と集金代行契約とは?
一般的にマンションの部屋というのはずっと同じ人が住むことは稀です。
学生の時に一人暮らしや、単身赴任を経験されたことがある方はおわかりだと思いますが。
何年か住むと卒業したり、また違う土地に異動したりすることが多いです。
ということは、その部屋にはある期間の「誰も住んでいない」期間が発生することがあります。
私もそうですが、マンション投資とは、一般的にローンを組んでマンションの一室を購入し、家賃収入でローンを返済していくものです。
お金がある方は一括で購入される可能性もありますが、少数派です。
サブリース契約とは、その「誰も住んでいない」期間も家賃を保証する、つまり家賃収入を保証するというものです。
当然賃貸運用会社には一定の手数料を支払わなければなりません。
しかし、収入を一定に保つためにはそうするほうがよいとされています。
どちらを勧めてくるかは会社次第です。
私は保有している2件ともサブリース契約です。
○今回の問題点は?
今回問題になった会社は当初「10年間は同じ家賃を保証します」とうたったにも関わらず、
6年目に会社の経営難を理由に減額要求をしてきます。
その後、経営は持ち直しましたが家賃は戻ることはなかったそうです。
そこでマンションのオーナーは話がおかしいということで大激怒されたわけですね。
私が同じ立場でもその感情は抱いて当然だと思います。
土地の価値が下がったとか、周囲の家賃相場が下落したからという理由であれば納得できますが、
会社の経営難で・・・というのはおかしいですよね。
まして業績は戻ったのに家賃を上げないというのは、その会社の利益はオーナーが泣く泣く家賃を下げた、
その差額分から出ているかもしれないですからね。
ただ、この訴訟の結論はこれからなのである程度の期間は覚悟していないといけないと思います。
○まとめ
・サブリース契約の落とし穴には気を付けよう
・レオパレスの訴訟の結果はかなり時間がかかりそうだ
それでは失礼します。
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